庭・人生の師に出会う

JALで乗務員の仕事をしている時、
イギリスの田舎を方々歩き回り、
庭の素晴らしさに出会いました。
庭仕事が大好きで、二十数年自分なりに試行錯誤を重ねて、
一人で庭をつくっていました。
26年働いたJALを退職し、数年は趣味に没頭しようと
ガーデニングのレクチャーに参加したりしているうちに
趣味が高じて、仕事となりました。

私は設計会社にいた経験がなく、
独自のやり方を構築していく上で、
学んで、進むしかありませんでした。

この業界で仕事をする術を探し求める中で、
自分勝手に師と仰ぐ素晴らしき先生方に出会えました。

まずはデザインすることの基礎、
物の見方を徹底的に教えてくださったのは、
私をこの業界に導いてくださった
イギリスのディプロマ、ガーデンデザイナーの麻生恵先生。


そして、京都芸術大学のランドスケープ学科で、
出会ったのは三人の先生。
私を日本庭園の世界にどっぷりと導いてくださったのは
尼崎博正先生。
尼崎先生の世界には本当に引き込まれました。
講座はほぼ追っかけ状態で、
今も受講しています。

そして、都会の郊外に造られた小さな庭が
まさしく市中の安居で感嘆したのが、
雑木の庭の平井孝幸先生。
そして、日本の植生を活かして、
自然の摂理に則り、庭を通して、自然を再生する
バイオネストを発案した
田瀬理夫先生。

私は大学ではかなりの落ちこぼれでしたが、
このお三方の先生のお話には、
心が躍り、私の仕事の方向性を
決定づけてくださいました。

その他、今でも実地で植物エクカーションを
引率してくださっている先生や
素晴らしい職人さん、
また、沢山の仲間たちに学びを乞うていることに
感謝しています。

そして、もうお一人、
今とても影響を受けているのが、
有機土木と土中環境で現在脚光を浴びている
高田宏臣先生です。

横浜市青葉区寺家ふるさと村で
高田先生の「裏山再生実践講座」を
約8ヶ月、実際に作業しながら学ぶことができました。

土木工学等の知識がなく、
私にもできる昔の日本の工法で、庭に活かせるものは
ないのかを考えていた私には、
大きな光明でした。
土の中に水みちを復活させて、根を通じて、
菌が地中に貼り巡り、
土の力を微生物によって、復活させる。
この高田先生の有機土木、土中環境は、
ところどころ、庭造りに応用しています。

今、寺家ふるさと村の
JIKE STUDIOではその裏山再生の
講座の写真展が開催されています。



JIKE STUDIOの裏の山では高田先生がご指導くださった
有機土木を実際に見ることもできます。

先生方が
ご自身が感じた、一筋の光を追い求め、道なき道を突き進み、
開拓されていらしたことに
尊敬の念を覚えます。
頂いた学びを、
私なりに
住む方のため、
また、庭を通しての自然再生を追求していきたいと思います。


オーガニック ガーデンデザイン
庭リフォーム One Seed
ワンシード

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