葉を落とした木のフォルムの
幹の美しさに見とれました。
まるで大きな盆栽のようで、見事でした。
紅葉たけなわで、散策が楽しい時ですが、
もうすぐすべての落葉樹は葉を落とし、
宿根草は葉が朽ちて根だけになります。
花もなくなり、冬の庭や、庭園は寂しい感じがします。
しかし、本当の庭の姿を知りたいときは
冬が最適です。
庭の本来のデザイン構造は冬にこそ、
現れます。
また、木の本来のフォルムも
葉を落とした、冬に見えやすくなります。
お客様のお庭の木を選ぶ際、
私はなるべく冬に見るようにしています。
植えこむときの最初の樹形
つまり木のフォルムは大切です。
葉がついていたり、芽吹きの季節は
すべてきれいに見えるものです。
その家に、そしてお庭に相応しい木の形を
大体頭で描いて、
思い描く形の木を探すのは
冬が最適です。
そんな視点で、
葉を落とした木々や庭を眺めてみるのも楽しいですよ。
奥深く、見えなかったものが見えるかもしれません。
育てながらの庭造り
庭相談 ガーデン庭デザイン
横浜市青葉区ガーデンコンサルタント
One seed