格調高いエントランスに、四季を彩る緑の回廊 横浜市緑区S邸


お庭のないエントランスでも、植栽の工夫ひとつで豊かな表情を生み出せます。
重厚なレンガ張りの邸宅に寄り添う、優しく上品な緑。
季節ごとの変化を楽しめる落葉樹をポットに植え込み、
エントランスに緑の回廊をつくりました。
しかし、スペースの関係上、大きなポットを使えないという課題がありました。
根を大きく広げられない環境で、木々を健やかに育てるために、細やかな工夫を重ねています。
例えば、強風に耐えるための支柱には、盆栽の技術を活かした地中支柱を採用。
また、病害虫のリスクを考慮し、適切な水やりと日々の観察を大切にします。

可能な限りオーガニックな方法で育て、木本来の強さを引き出すことに注力することにしました。
さらに、ポットの中でも微生物が活発に働ける土壌づくりを行いました。
大きくないポットという環境下、
土の量の確保と、また、
水はけがよい状態が保持されるように等、
土の配合を工夫しました。
良い状態を維持するために、
3~4年ごとの植え替えを計画しています。
デザインは、邸宅の美しさを引き立てるよう、スタイリッシュかつシンプルに。
選んだ樹種は、環境に適応しやすい マルバノキ、ジューンベリー、アオダモ、エゴノキ。
異なる木でも、統一感があるように、そして、
樹形の良いものを捜しました。
木々の四季折々の表情が、エントランスを訪れるたびに心が和らぐ空間を演出します。
エントランスは、ダイナミックでありつつも、心地よい緑を配して、
より素敵なエントランスになりました。


