冬の木の美しさ
2月下旬の冬の終わり、落葉樹はまだ葉がなく、幹の肌がよく見え、そして樹形がよくわかります。
これは夏椿の木ですが、幹の肌がまるでパッチワークのように、鮮やかです。
いろんな木肌がありますが、この木は幹の皮がむけて、継ぎはぎパッチパークの様で実に美しく面白い。
葉を落としている、冬だからこそ気が付く美しさです。
葉がきれいな緑の時は気が付きもしませんでした。
春に向かって新芽も少しずつ膨らんできました。
目には見えませんが、根も動き出して、木のてっぺんの新芽まで水を吸い上げ始める頃でしょう。
当たり前の季節の移り変わりかもしれませんが、自然のなす業は神秘的です。
日々の暮らしの中で、小さな自然の変化や美しさに目を留める時、ささやかでありながら、心が解放されて、
癒されます。