日本の美しい木 アカマツ

今日は私が好きな木のひとつ、アカマツについてお話ししたいと思います。

かつて本州や九州など、日本のいたるところで見られたアカマツ。
赤みを帯びた幹が特徴的で、仕立てによって様々な表情を見せてくれる
美しい木です。
細い針のような葉でありながら、
柔らかく、触っても痛くありません。

しかし、今はほとんど見かけなくなりました。なぜでしょうか?

アカマツは、
やせた土地でも力強く根を張って成長します。
アカマツは陽樹といって、
明るい陽を浴びて生長します。
しかし、人間が雑木林を管理しなくなり、
木が生い茂り、森が暗くなると、
陽の光が届かなくなって
アカマツは次第に姿を消していったといいます。
また、海外からの虫の侵入により、
アカマツが枯れていったということもあります。

昔の日本には、アカマツ林がたくさんありました。
アカマツは美しいだけでなく、
日本人の暮らしとともにあり、
沢山の恩恵をもたらしてくれた木です。

江戸時代の景色には、アカマツの林がたくさん描かれています。
人と自然が調和していた頃の日本の風景が思い浮かびます。
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