人がつくる美しい風景とは

ガーデニング 庭のリフォーム ガーデンデザイン 横浜市青葉区 オーガニック

写真は山口県萩の武家屋敷群。

萩は、江戸時代から明治にかけて、
新しい時代を牽引した志士を、
数多く輩出した街です。
牽引しただけあって、
萩のお侍さんは、いち早く、刀を捨て、
失職せざるを得ない状況でした。

さて、仕事がなくなったお侍さんたち。
そこで目を付けたのが、
萩の気候に合った夏ミカンです。
刀をクワに持ち変えて、
夏ミカンを育てたのでしょうか。
夏ミカン産業は順調に成長し、
明治後期には、萩の収入源の6割近くを占めるまでになった
とも言います。

さすがに今は、夏ミカン産業が活況とは言えないと思いますが、
かつて、お侍さんたちが庭に植えた夏ミカンが
今でも、
古い萩の街並みに残っています。
そのままを残した萩の市民の意識の高さも素晴らしいです。
この風景がなんとも萩らしくて、
古い街並みにしっくりきます。

大自然の美しさとはまた異なった、
作庭家や職人さんが作った庭を見て感銘を受けた、
庭に沢山、出会ってきました。
それぞれに味わいがありますが、
私が、美しい、そして心がほっと、
暖かくなるのは、
人と自然が調和した里山の景色や、
この萩のような、
人の暮らしに寄り添った庭の景色です。

京都の桂離宮の部屋から見える
緑の田んぼの美しさ。
また修学院離宮も
田畑の風景を庭園の景観として、取り入れています。
この辺りの日本の美意識は素晴らしいと思います。

修学院離宮


昔の道具など、使うものは、自然素材ばかりです。
ビニールプラスチックもなかったですから、
それだけで風景に馴染んでいたと思います。

明治になって、仕事をなくしたお侍さんたちが
育てた夏ミカンの木。
その景色は、
萩の街と人の歴史と、
自然が一体となった
時が紡いだ、味わいがあります。

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風景や街の景観をつくるごはん

山口県萩

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