どの植物をどこに植えるか。
秋の庭を控えめながらも、明るくしてくれる
白い一重のシュウメイギクです。
都会の庭は、南向きといっての周辺の家の陰になっていることが多々あります。
小さいながらも、様々な環境が混在しています。
その限られた環境で、どの植物がどこが生育するのに合っているかを
見つけるのが、庭の難しさでもあり、愉しみでもあります。
シュウメイギクの苗を三つ、異なる場所に植えて、
様子を見ました。
東南の良く日の当たる場所と、日がそれほど当たらない場所と、
そして、南向きでもお隣の陰になる明るい日陰と三か所に植えました。
一年様子を見て、結局残ったのは南向きで、日が直接当たらない、
いわゆる半日陰の場所でした。
環境さえ合えば、多年草は勝手に広がってくれます。
数年で、一つの苗からこんなに広がりました。
環境に合う場所を見つけて、植える。
これは人間がする庭仕事の中で一番重要な仕事かもしれません。
いくら素敵なデザインでも、
植物本来の良さが発揮できるところ
でないと、良い庭にはなりません。
子どもの持っている力を発揮できるように導く。
なんだか、子育てに似ていますね。笑
育てながらの庭造り
横浜市青葉区 ガーデンコンサルタント
庭相談 庭デザイン Oneseed