サスティナブルでありながら美しい日本の知恵
水戸の偕楽園に訪れました。
梅が季節で見どころは沢山ありました。
その中で、目を引いたのが
この美しい竹垣。
圧巻でありつつも、周りの景色と一体となり、溶け込んでいました。
柔らかい曲線が実に見事でした。
ダイナミックな竹の横のラインに、
細かい枝の縦のライン。
これは萩の枝だそうです。
やはり、偕楽園で育つ萩です。
萩と言えば秋の七草。
入口近くの芝生のエリアに
株元まで剪定してあった萩のエリアがありました。
秋には2メーター以上の背丈となり、
見事に花を咲かせることでしょう。
冬には枝を株元まで剪定して管理します。
その枝がこのようにして生まれ変わる。
このように、自然素材を循環させ、
新たな美をもって生まれ変わらせる、
先人の日本の知恵と美に感服します。
そして、それを受け継いでいる職人技。
きっと手のかかる作業なのかと思いますが、
丁寧なお仕事をされる職人さんたちにも
拍手を送りたい。
何と素敵な循環だろうと、
感動しました。
育てながらの庭造り
サスティナブルガーデン
横浜市青葉区 ガーデンコンサルタント
One Seed