イギリスで原点回帰
私が庭つくりをする際、
かつて野原に普通に生えていたような日本自生の
植物を使ってデザインすることを目指しています。
日本庭園に感動し、その在り方にも共感し、
日本の森林、自然の恵みに感動することがあります。
しかしこれらの事を私に気が付かせてくれたのは
イギリスです。
前職で、イギリスに良く行っていて、数か月滞在していたことも
ありました。
大好きなPaul McCartneyの曲を聞きながら、
イギリスの田園風景を歩き回りました。
そして、庭の持つ豊かさに気が付きました。
私はイギリスの庭つくりの考え方にとても共感を覚えます。
すぐに結果がでなくても、
まだ見ぬ光景を思い描きながら、
自分で少しずつ、時間をかけて、
手づくりで庭を造っていく。
土を掘り、木を植えて、
苗を管理して庭を造っている時間が楽しいのです。
数年後、または数十年後の庭の光景を
楽しく描く自由な時間です。
イギリスで庭仕事をしている人の顔は
皆、本当に輝く笑顔でした。
手っ取り早く庭を造るのは
むしろもったいないのです。
少しずつ、その時間を楽しむのが、
庭の醍醐味です。
失敗ありき、あれこれ試すのも楽しいものです。
そして、その描く光景を
お手伝い出来たら、、、
それがOne Seedの原点です。
イギリスに行くと、いつも原点に戻り、励まされます・
そして、私にとっては大好きな
Paul McCartneyの息吹を感じるのも
楽しみの一つだったりします。
育てながらの庭つくり
横浜市青葉区 ガーデンコンサルタント One Seed