次世代に引き継ぎたい日本の里山
先日、自然観察会で、里山、雑木林を歩きました。
田んぼが減って、耕作放棄地が増えて、
日本の景色が変わってきています。
大変寂しく感じます。
この写真の場所もかつては、田んぼでした。
しかし、セイタカアワダチソウなどで覆いつくされた
一般の荒れた耕作放棄地とは違い、
なぜか寂れた雰囲気がありません。
聞けば、セイタカアワダチソウのような
草が生えないよう、
田んぼの雰囲気を残した風景となるよう、
今も水を流し入れているということです。
それで、荒れた耕作放棄地のような
雰囲気がないのかと感じました。
ここは横浜市のズーラシア動物園の近くです。
近くの新治(にいはる)という里山から、
雑木林を歩きました。
散策路も整備されていて、
遠くに行かなくても、都会の郊外で、
このように自然を感じることができ
本当にありがたいことです。
雑木林が暗くならないよう、
木を切ったり、
下草を刈ったり、
適切に管理してくださっている方々の
お陰です。
手つかずの自然ではなく、
自然の摂理を大切にして、
人間が適切な管理をして、
より豊かな自然、生態系を生み出しているのが
里山です。
この里山は日本が誇る
自然と人間の共生です。
次世代へと引き継ぎたい
里山文化です。
里山に倣った庭つくり
自然の循環を大切にした庭つくり
横浜市青葉区 ガーデンコンサルタント
organic designed garden One Seed