ストレスだった庭が憩いの庭に
一年半前の2019年の夏にデザインを依頼されて、半年後の今年の初めに施工にとりかかったお宅です。
どうしていいかわからずストレスになっていた玄関周りの小さな花壇が、今では、春が楽しみになりましたという、嬉しいメールをお客様から頂きました。
エクステリアや大規模な外構工事はしなくても、植栽や木でお庭の印象はぐっと変わります。
どんなデザインが合うのか、環境に合う植栽は何なのか、お客様のライフスタイルに合っているかなどを総合的に考慮してから、デザインを決めます。
デザインに合う木の樹形を探したり、植栽を探すのに、お客様には数か月お待たせしてしまうこともあります。
すぐ手に入るものから植えるのではなく、まずデザインから考えて、それに見合うものを探していく。
手間のかかることですが、目指すべき絵姿ができていれば、じっくりと捜して、庭作りをする方が、納得できる良い庭になるとOne Seedは考えます。
早春のチューリップから、オルラヤ、ジギタリス、ラクスパー、そして初夏のラベンダーと花の咲く時期もずらして長く楽しめるようにしています。
半年ほど、辛抱強く待ってくださったお客様に心からお礼を言いたいです。
どうか、ご家族皆さんが、春の到来を楽しみに、心に希望がともるようなそんな春の花壇となりますように。
花壇の前を通るたびに楽しみで嬉しくなると、庭作りをしている私たちには、何より嬉しい励ましの言葉をいただいたクリスマスの日でした。